空き缶が転がらないのお話

空き缶が転がらないのお話

空き缶を使って面白いものを作ってしまいましたよ。さっそくご紹介します。この2つの缶は、見た目には単なる缶づめの空き缶ですね。

ところが、傾けた机に置いてみると・・・?

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転がる缶、転がらない缶

片方だけが転がっていくのです。

写真より動画の方がいいですかね?こちらをご覧ください。

一体これはどういうことでしょう?転がらない方の缶にはガムテープか糊をつけたんじゃないか・・・という声が聞こえてきそうですが、違いますよ。どちらの缶も、外側はつるつるです。

ヒミツはコチラ

実は、缶の中身に秘密があります。転がる缶は単なる空き缶ですが、転がらない缶はこんな風に、缶の中の一方に粘土をはり付けてあります。まあ、それだけなんですが・・・。

なぜこの缶は転がらないのでしょうか?理屈は次のお話で説明しますので、皆さんもぜひおうちで作ってみて、いろいろ観察してみてくださいよ。缶でなくても、ラップの芯やお茶っ葉を入れる筒など、まっすぐな筒状のものならなんでも使えますよ。

※缶のふちで手を切りやすいので、テープを巻いたり、手袋をはめるなどの注意をしてくださいね。

空き缶シリーズへのリンク

【1】空き缶が転がらない|【2】続・空き缶が転がらない|【3】一旦まとめ|【4】転がる=転ぶ?|【5】空き缶が倒れない

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出典

この記事はちゅーピー子ども新聞 2010年8月号(8月1日発行)10面に掲載した記事を加筆修正したものです。

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