大学受験を控えた高3生の方はこんなブログを読むヒマなどないと思いますが、お子さんがもうすぐ大学受験という読者の方はいらっしゃるのではないでしょうか。
今朝気づいたのですが、大学入試センター試験まであとRg日ですね!(注:2009年9月27日に気づいて記事にしたものです)
なんのこっちゃ
おわかりでしょうか、これは「周期表」というもので、高校の化学や物理の授業で出てくるものです。原子番号1番の水素(H)から、原子番号111番のレントゲニウム(Rg)までが並んでいます。この記事をリライトしている2018年であれば、118番のOg(オガネソン)まで並べたいところです。
大人の方でしたら、「水兵リーベ僕の船・・・」という語呂合わせで覚えた記憶をお持ちではないでしょうか?
今日はちょうどセンター試験まで111日ですので、111番のRgのところに「9/27」と表示しました。あとは9/28、9/29・・・と1日たつごとに、1ずつ小さな原子番号のところに日付を書いています。一風変わったセンター試験カレンダーとして、ぜひご利用ください(笑)。
今の高校生もがんばってますよ
いくら「ゆとり教育」になったとはいえ、元素の数が減るわけでもなく、大学入試が高校入試みたいに簡単になったわけでもありませんから、現代の高校生もがんばって周期表を覚えています。
高1ですとこのぐらいでしょうか。「水兵リーベ僕の船 七曲がるシップス クラークか」*1。という語呂合わせが有名ですね。
高2・高3ともなりますと、縦の列を覚えたり、マニアックに103番や113番の元素を覚える子もいます。
おもしろい周期表
周期表、覚えるのは苦労するかもしれませんが、覚えなくてもいいとなると案外楽しいものです。面白い周期表をいくつかご紹介しますね。
- 実物周期表 いろいろな博物館に、実物を周期表のように並べた「実物周期表」があります。愛媛県立総合科学博物館、国立科学博物館、大阪市立科学館など・・・。今でも置いてあるのかな?
- 立体周期表「エレメンタッチ」 京都大学の前野先生が考案した新しい周期表。京大生協で売っているそうですが、残念ながらオンラインでは取り扱っていないようです。京都土産に?
追記
こちらで追加の記事を書いていますので、あわせてお読みください。
参考
- 七曲がり(呉市両城地区の特異な地形;他にもコチラなど)
- クラーク博士について wikipedia 北海道大学公式Q&A イメージ検索
- 新発見の113番元素
ほかのブログも
↑クリックするといろんな科学ブログを探せます。ついでに「カガクのじかん」のランキングも上昇します(ありがとうございます)
*1:訳?:海上自衛官は僕の船を愛している(リーベ=liebe ドイツ語で「愛している」の意)んだ。ムッ、あの船団(シップス=ships)は両城の七曲がりのように蛇行している。きっと船長さんはクラーク博士に違いない。