こんな日食写真はどうでしょう

こんな日食写真はどうでしょう

2009年7月22日に撮影した部分日食の写真を掲載します。

・・・といっても、普通の日食写真ではありません。何やら妙な小道具が出てきましたよ・・・?

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穴をあけて、切り取って・・・

さきほどの紙を魚のカタチに切り抜きます。それから、オレンジ色の●印を中心に直径1mmぐらいの穴をあけました。こんな感じです。

さらに穴にはカラーセロハンを貼り付けました。黄色、赤、緑、青。ここに太陽の光があたると、こんな風に影ができます。魚のカタチの影の中に、4色の光が点々と映っているのが見えますでしょうか?

いざ日食!

7月22日のお昼前、広島県呉市では太陽が三日月のように欠ける「部分日食」がピークとなりました。広島市こども文化科学館でもこのような観察写真が発表されています。

さてそのとき、魚の影はどうなっていたかというと・・・こうなっていましたよ!

ううん、ちょっとピンボケ気味なのが残念ですが、カラフルなうろこになっているのがおわかり頂けるでしょうか?名付けて「目からうろこ」!どうでしょう。

しくみは?

ところで、どうして穴を通った光が、太陽と同じ形になるのでしょう。これは「ピンホールカメラ」というものの原理を使っています。今回は詳しい説明は省きますが、小さな穴を通ると、上下左右がひっくり返ったような像ができるのです。

まあ、だいたいこんなイメージです。

ほかにも

ほかにも、こんな型紙を作りまして・・・

こんな写真が撮れましたよ。これは型紙を部分日食と同じ形になるように作って、そのふちに穴をあけたものです。

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謝辞

この写真は、東海大学チャレンジセンタープロジェクト「サイエンス・コミュニケーター」の皆さんが主催する、「感動!フォトコンテスト」に応募したものを利用しています。当ブログへの掲載を許可頂きまして感謝します。

参考

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