12月15日、無事に呉線が全線開通しました。この日、運転が再開された観光列車「瀬戸内マリンビュー」に向かって沿線から手を振ろう！という「おかえり呉線プロジェクト」が無事に終了しました。
主催者の方によると、90箇所以上、1000人以上の人が手を振ってくれたのが確認できたとのこと。綿密な下準備（関係各所への訪問など）や情報発信の賜物ですね。
私も呉駅裏で参加したのですが、まあそんなことより当日の様子がすでに動画などでupされていますので、リンクを貼っておきたいと思います。
本家「おかえり呉線プロジェクト」さんより
三原駅から海田市駅までの沿線の状況が余すところなく記録されています。BGMも素晴らしいのでぜひ音ありで楽しみましょう。
ちなみにこの動画についているBGMは、呉市出身のMaicaさんという方が発表されている「今日より明日」という曲なんだそうです。なぜそんな人から楽曲の提供を？という背景事情は本家ブログに書かれてあります。
この曲を聴いた時，歌詞のいろんなところに今回の災害の体験が頭をよぎり，関わった多くの方々の顔が浮かびました。
そして聴き終わった時には，ちょっとだけ優しく・強くなれるような応援歌のような曲です。
その他の参加者の皆さんから
youtubeで「おかえり呉線」と検索すると結構いろいろヒットするのですが、その中でも私がいいなと思った動画を2つご紹介します。
1つめは、静止画をつなげてムービーにしてあるコチラです。本家プロジェクトの動画は電車のスピードそのままで動画になっていて、躍動感や時間の流れが感じられて良いのですが、一部区間では早すぎてよく見えない（爆）ということがあります。が、こちらの動画は沿線の人たちの表情なんかもよく見えて、これはこれでいいなと思いました。
もう一つは、安浦で行われた「和Rock」の皆さんによる和太鼓他の演奏です。列車とすれ違ったのはほんの一瞬ですが、その前後に力のこもった演奏を披露されていた模様です。安浦といえば一部地区で非常に被害が大きく、まだ復興途上の地域もあるはずです。呉線復活が地域の皆さんの力になっているといいなと思います。
その他報道など
主催者さんにインタビューした記事が例えばコチラです。
JR呉線の復旧に、1000人が笑顔で手を振った― 「おかえり呉線プロジェクト」主催者の思いは（Jタウンネット）
それと、忘れてはいけないことですが、JRが不通だった期間は全国のバス会社から代行バスが来てくれていたのです。
日本バス協会さんのホームページには、2018/9/18付けのニュースで「平成３０年７月豪雨における代行バス利用者からのお礼について」というpdfファイルが掲載されています。これも是非見てほしいですね～。これは確か8月下旬あたりに、呉広間などでJRが復旧し始めて代行バスの運行区間が縮小され始めた頃に企画されたものだったと記憶しています。なぜ記憶しているかというと、私もメッセージを寄せたからですが（笑）。日常生活は本当に様々な人々の助け合いで成立しているのだなあと感じた夏でしたね・・・。
一応我々の記録
当ブログでも横断幕的なものを持って呉駅裏に行ってたのですが、思っていたよりも電車のスピードが速く、動画には1ミリ秒ぐらいしか映っておりません。こんなのを持ってたんですけどね。少々人相の悪い写真になっております。
