「センター試験まであとRg日!」でご紹介した「周期表みたいなセンター試験カレンダー」ですが・・・お気づきですか?ミスがありました!どこだかおわかりですか?「ウォーリーを探せ」のようにちょっと間違いを探してみてください。
どこに!?
ここです!
本来、ここには「Br(臭素)」があるべきだったのですが、何を思ったか「Be」としてしまっておりました。ちなみにBeは「ベリリウム」という元素で、左上の方の「1/12」のところに鎮座しています。
訂正版は以下の通りです。もっとも、日付が2009年版ですのでもはや無用の長物ですが・・・。
気づいた人はエライ!
これ実は、カレンダーを見た方から指摘をいただいたのです。どんな方からの指摘だと思いますか?
- 周期表を習い始めたばかりの高校1年生
- センター試験をRg日後に控えた高校3年生
- 当ブログを読んでくださった某大学の教授
答えはなんと1番の「周期表を習い始めたばかりの高校1年生」でした!
高校1年生については、前の記事ではこのぐらいでしょうと紹介していました。
しかし聞いたところによると、その子はここまで習ったのだとか。
習っていても、授業が終わったらすぐ忘れてしまう場合が多いと思うのですが、ちゃんと覚えていてわざわざ指摘してくれるなんて、うれしい限りでした。
臭素って
臭素の化合物である「臭化銀」って、光を当てると黒くなるのだそうです(分解して銀が出るためです)。この性質を利用して、写真のフィルムなんかに使われているそうですね。・・・ということを高校生は化学の時間に学びます。
もうちょっと調べてみますと、「臭化銀」は英語で「シルバー・ブロマイド」というそうで、これを用いた写真用印画紙および写真のことを「ブロマイド」と呼ぶのだそうです。なるほど!ブロマイドとはそういう意味だったのですね~!(皆さんご存じでしたか?)
ほかにも、「臭素の単体は常温で液体である」「赤褐色の液体で、すぐ蒸発する」「猛毒である」「水にちょっと溶ける」とか、高校生はいろんなことを学びます。
しかしどうなんでしょう、そんなことより「臭素ってくさいの!?」って気になりません?残念ながらこれについては参考書には「刺激臭である」としか書かれていません。猛毒なので「ちょっとかいでみよう」というわけにもいきませんし・・・。読者の方で、実際にかいでみたことのある方はぜひ教えてくださいね。
参考
ほかのブログへ
↑クリックするといろんな科学ブログを探せます。ついでに「カガクのじかん」のランキングも上昇します(ありがとうございます)