な な なんと!またしても本が重版となります!!(なりました)今度は「身につく気象の原理」です!
一体どうしたことでしょう!ビックリです。
増刷が決まってドタバタ
「身につく気象の原理が1000部増刷になります」・・・出版社の方から寝耳に水の連絡が入りまして、誤字脱字のチェックや親類縁者への連絡などに追われる日々を送っておりました(冗談です、でも誤字脱字のチェックは本当です)。
この本は初版が4500部だったので「初版にしては多いな」と何となく思っていたのですが、それがさらに増刷になるということでとても驚きました。
ちなみに本記事のタイトルを「重版・・・」としております。以前「ぼくらは『物理』のおかげで生きている」(通称ぼくぶつ)が増刷になったときにも書きましたが、現在の出版業界では「重版」と「増刷」はあまり区別せずに使われる言葉のようでして、今回も多少の修正(誤字脱字など)をして印刷するのですが、いただいた連絡は「重版」ではなくて「増刷」でした。
記事タイトルの「重版出来ィ!」は、もちろん「じゅうはん しゅったいィ!」と読みますね。「できィ!」と読んでしまった方はぜひ「ぼくぶつ」増刷のときの記事をお読みください。
どんな本か?
この本を出版した際に書いたこちらの記事にもありますが、あらためて要約しますと
- 気象予報士の勉強を始めてみたい
- 気象学とかいうものをちょっとかじってみたい
- 難しい気象の本を読もうとして挫折したが悔しい
という方の「最初の一歩」としてお勧めします。
特に気象予報士を目指される場合は、おそらく「一般気象学」という本を読むことになると思うのですが、いきなり「一般気象学」を読もうとするとかなり大変なんですよね。読んだ方がいいとは思うんですが、いきなりだとハードルが高いです。
私もこの「一般気象学」ではけっこう苦労しました。「あのときこんな風に理解していればもっと楽だったな」と後から思ったポイントをどんどん盛り込んだのが「身につく気象の原理」です。皆さんが本書を踏み台にして、より高度な知識を得ていただくことを心より願っています。
執筆時代の思い出など
このたび増刷のお知らせをいただいて、告知のための記事(これ)を書こうとして執筆時のことを色々思い出していたのですが、なんだか苦しい思い出ばかりが頭に浮かびます。たくさんの参考書籍に目を通しながら、説明すること・しないことを仕分けして、文章をひねり出して・・・。いやほんと大変でした。この本を必要とする方に一人でも多く、届いてほしいです。
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